乳首・乳輪を綺麗にするためにできる美容施術とは?大きさ、形、色を変えるためにおすすめな施術や美容クリニックをご紹介!

この記事の監修者
松岡伯
紀尾井町プラザクリニック 医師

日本形成外科学会認定形成外科専門医

乳首の黒ずみを解消するなら紀尾井町プラザクリニック

もっと乳首をキレイにしたい!

そのようなお悩みを抱えている方は多いです。しかし、乳首のようなデリケートな部分を専門知識がない状態で自分でなんとかしようとするのはかえって逆効果になります。とくに市販で売っているものを適当に使って悪化…という場合もありますので専門家である美容クリニックを受診することが一番です。

でも、どんな美容外科に行けばいいのかわからない…

「乳首をキレイにした良い=美容外科を受診」と考える方も多いのですが、じつは乳首をキレイにできるのは美容外科だけではありません。

今回は「乳首の美容で後悔しない美容クリニックの選び方」や「乳首の美容で行われる施術」について紹介します。

美容クリニックには種類がある

美容クリニックと言っても種類があるため、解消したい乳首の悩みによって受診する科が変わり、診療内容が少しずつ異なります。

美容外科の場合

メスなどを使った外科的な手術を行い再形成や美しさの追求を行います。

  • 乳首を小さくしたい
  • 乳首の陥没を治したい
  • 乳首のぶつぶつをキレイにしたい
  • 乳輪を小さくしたい

美容皮膚科

外科的な手術をしない保存的治療で美しさを追求します。トラブルのある肌の治療やリフトアップ、部分痩身、身体のパーツを整える幅広く診療します。

  • 乳首の黒ずみを解消したい
  • 乳首をもっとピンク色にしたい
LINE相談・予約はこちら

安心な美容クリニックの選び方

現在はたくさんの美容クリニックがありますが、じつは専門医が施術していない美容クリニックもあります。その見分け方は、「専門医試験に合格している医師か」「専門医資格を有しているか」という点です。美容形成外科でしたら、「形成外科専門医を取得している」というように、専門的な試験に医師が合格していることが重要なポイントになります。

なぜなら、専門試験に合格するということはそれだけの知識や技能を習得したという証拠だからです。

次に試験の合格者がなぜ安心な医師の保証に繋がるのか具体的な例をご紹介します。

形成外科専門医のみが正会員となれる美容外科学会JSAPS

「美容外科学会」というのはじつは2種類あり、それぞれ英語表記が異なり、JSAPS(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)といわれるものと、JSAS((Japan Society of Aesthetic Surgery)があります。JSAPSは形成外科専門医で構成される学会ですが、JSASは医師資格があれば、だれでも加入することができる学会です。

ピアニストに例えると「経歴、実績は無い自称ピアニスト」と「音大で有名なコンクールで賞を受賞しその実績を元にウィーンで音楽留学をしてからプロデビューしたピアニスト」ぐらい違います。

そのため、気になる美容クリニックがある場合は、次のポイントについてホームページや問い合わせで確認すると専門的な技術と知識をもった美容クリニックかどうかを知ることができます。

  • JSAPSに加入しているか
  • 専門医資格を取得しているか
WEB相談・予約はこちら

乳首の美容で代表的な5つの施術

安心できる美容クリニックの基準が分かったところで次に美容施術についてご説明します。

乳首の美容と言ってもキレイにしたい箇所によって行う施術が変わります。

今回は代表的な5つの例をご紹介します。

乳輪、乳首の黒ずみ解消

黒ずんだ乳首をキレイなピンク色の乳首へと変えていく治療が、トレチノイン「乳首の美白」治療です。

自身で毎日朝晩、2種類の塗り薬を乳首・乳輪に塗ることにより、キレイなピンク色の乳首・乳輪に改善します。

塗り薬は、ビタミンA誘導体である「トレチノイ)」と高濃度の「ハイドロキノン」の2種類を使用します。トレチノインは角質をはがして表皮の細胞を分裂、増殖させてターンオーバーを早めることで、素早くメラニン色素を外に出させる働きを持っています。

これと同時にハイドロキノン(漂白美白剤)によリ、メラノサイトが新しいメラニンを作ることを妨げ、表皮はメラニン色素の少ないきれいな皮膚に生まれ変わります。
つまり、黒ずんだ乳首の色を薄くキレイな状態にしてくれるのです。

(東大方式トレチノイン治療詳細はこちら)

乳頭を小さくする

大きさが元から気になっていた、授乳により長くなってしまった、加齢などにより垂れた、などの悩みに対し、乳頭の形を整える手術です。

乳頭の高さや外径の大きさを整えます。
基本的に乳管は温存しながら乳頭の余分な皮膚を切り取り、縫い合わせて高さや外径を小さくしますので授乳への影響はありません。

乳頭の大きさや形によって切り取る部分や傷の形は異なるため、乳頭の状態によって施術内容が変わります。

陥没(かんぼつ)した乳首を引き出す

陥没乳頭とは、乳頭が突出せず、乳輪より奥へ引き込まれている状態で、美容・整容上もその形態が問題となります。

乳頭は陥没しているとその部分に汚れが溜まりやすく、乳腺炎などの病気を引き起こしたり、赤ちゃんに母乳を飲ませづらい「授乳障害」へとつながる可能性があります。

妊娠しても突出してこない場合は赤ちゃんが授乳できず、母親は乳房が腫って疼痛に苦しみ、乳児は乳頭をくわえられずにイライラするため双方にとってよくありません。

保険が適用になりますが、閉経してる方、授乳障害のない方、妊娠予定のない方、美容目的の方は適応外になります。

乳輪のぶつぶつ解消

乳輪にあるぶつぶつしたイボのようなものはモントゴメリー腺と言い、皮膚を乾燥から守る役割をしています。

乳輪にあるぶつぶつは誰にでもあるものですが、人によって数や大きさに差があり、発達しすぎて必要以上に大きくなってしまうと見た目を損います。

除去方法はふくらんだ部分のみを丁寧に切除・縫合していくというものです。

乳輪を小さくする

乳輪を小さくする手術(乳輪縮小手術)を取りあげていますが、現在ではオススメされていません。

乳輪縮小術は、もともとの乳輪の大きさに悩んでいる方や妊娠をしたことがキッカケだったり、年齢を重ねるなどの理由で大きくなった乳輪を縮小し、バランスを整えるための施術です。

日本人の乳輪の平均サイズは直径35mm。乳輪の大きい方に対しては、最小限の切開(乳頭周囲のみ)により、バスト全体や乳頭とのバランスを考慮して大きさを整えます。

ただし、手術後にすぐに同じ大きさに戻り経過がよくないので、現在はオススメされていません。

乳首をキレイにするなら専門医がいる美容クリニックへ1度相談してみましょう。

現代は、美容クリニックや美白情報などについて多くの情報であふれていて、医学的根拠がないものも平然と紹介されています。

お金を無駄にしてしまったり、状態がかえって悪化したりしないように、プロの専門医からの診断、施術を受けるのことが一番です。

美容にお金をかけるのなら、一番後悔しない選択をしましょう。

紀尾井町プラザクリニックでは大学病院教授クラスの日本形成外科学会認定形成外科専門医、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が対応しております。お気軽にご相談ください。